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みんとが子育てしながら毎日を楽しむブログ

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教員免許取得、その後、、、①小学校の常勤講師の実際

教員免許を通信大学で取得した時の記事にアクセスが多いようなので、その後の話を載せることにしました。

講師登録を考えている方は参考になさってください。

 

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免許取得までの過去記事はこちら→

小学校教員免許取得@佛教大学通信① - みんとが子育てしながら毎日を楽しむブログ

小学校教員免許取得@佛教大学通信② - みんとが子育てしながら毎日を楽しむブログ

小学校教員免許取得@佛教大学通信③ - みんとが子育てしながら毎日を楽しむブログ

 

免許取得後、常勤講師を経て今は非常勤講師として働いています。

免許を取得した時に結婚をしていて、子どももいつかはと考えていたので今の非常勤の働き方はとてもありがたい勤務形態です。

あくまで私が働いている自治体の話ですが、大方どこの自治体も似たような感じだと思います。

 

 まずは常勤講師について書きます。

 

常勤講師という働き方とは?

担任を受け持つ常勤講師と担任を持たない常勤講師があります。1年ごとの契約になります。(企業の契約社員と同じような感じでしょうか)

 

 

朝は8:30ごろから夜は16:30ごろまでが勤務時間ですが、よく知られているようにその時間で帰れるということはなく、早くて17:30頃、遅いと(人によりますが)かなりの時間残業になります。(残業代はありません)

 

最初は大変な仕事を任されることが多いと思いますが、主任をするような先生は自らの経験からのノウハウを持っていますので、聞けば丁寧にアドバイスをくれ頼りになります。ただ、そういった先生が多忙すぎてなかなか聞く時間が取れないということはあります。

 

長期休暇はしっかりとれることが多いです。決められた日数の夏季休暇、冬期休暇等に加えて有給をここで消化します。有給が使いにくいということはありませんでしたし、半日休、時間休という使い方もできるので、今日は子供の用事で午後は帰りたいとか、夕方で帰りたい、子どもを病院に連れて行くので朝の1時間休みたいということができました。

 

 

常勤講師のメリットデメリットは?

メリットは、責任が重い仕事を任される分、経験がつめることです。

 

子どもが帰るまでは本当に多忙で、休みも十分にとれませんし、お昼ご飯もゆっくり食べられません。しかし、しっかりと子どもと向き合って、丁寧に準備した授業は子供に伝わり、反応として自分に返ってきます。子どもたちから慕われているベテランの教諭は、どうしたら子どもに分かりやすいか、どんな順序で、何を準備して、時間配分は、、と考え抜いているので、子どもがついてきます。そういった授業を参考にしたり、アドバイスをもらって自分の努力次第で、指導力を飛躍的に高めることができると思います。研修の機会もたくさんあります。また、先述したように教諭と同じ待遇で働くことができるのも魅力です。

 

デメリットは、契約が1年ごとなので、更新時には不安が伴います。(が、小学校では担任ができる常勤講師は不足気味のようです)また、授業以外に、校務分掌(学校内の仕事)というものを任され、そちらが授業と同等に大変です。例えば、行事の担当をしたり、給食費の集計をしたりという、様々な学校内の業務を皆で分け合って担当します。そういった業務の打ち合わせや職員会議もとても多く、夕方の時間が自分のために使えない一因になっています。

また、土曜授業が始まっていますので、私の周辺の自治体では2カ月に1度くらいは土曜出勤があるようです。

 

常勤講師の待遇は?

給与は正規教諭と同等です。が、常勤講師用の等級?の昇給表にのっとっていますので、正規教諭ほど年齢による加算はないようです。(頭打ちになります)

 

若い方がこれから教員免許をとって活躍したいという場合、民間企業での正規雇用の経験があればその経験年数は考慮され、等級表の年次が経験年数分上がったところから始まります。(企業での転職の場合と同じで、経験年数が考慮されるという感じ)

 

ボーナスは教諭と同等に出て、5か月分くらいでました。さらに1年ごとの契約なので、年度末に退職金の分割分として10数万円いただきました。社会保険完備で入れますし、住宅手当等も教諭と同等に出るので、正規雇用を目指す若者だけでなく、40代、50代で活躍している人もいます。

 

まとめ

 非常に忙しく大変だけどやりがいがあり、待遇も1年間は保証されているのが常勤講師だと思います。