最近、教員の講師登録をしに、市役所の教育課や、教育事務所に履歴書を提出してきました。話を聞くと、臨時講師はすぐにでも欲しいくらい人手不足のようです。辞める人が多いからなのか、なんなのか分かりませんが、来年春から教員の話があればやってみたいと思っています。
第2回目は、教員免許の種類について簡単に説明します。
第1回はこちら→
それこそWikipediaを検索すれば、一発で正確な情報を得られるとは思いますが、私なりに、これから免許取得を考えている人がどの免許を選ぶといいか、主観とともに解説します。
まず、基本的に教員の普通免許は、専修免許、一種免許、二種免許があります。それぞれ、修士、学士、短期大学士の資格があることが取得条件です。短期大学卒の人は、2種免許、大学卒の人は、1種免許でも2種免許でもどちらでも取れます。
これらの免許を取得するとき、履修すべき単位数が違ってきます。一応、専修免許が一番上位の免許ということになるので、一番履修単位が多いです。私は大学卒なので、一種免許を履修しましたが、正直、2種免許でもよかったなと思っています。というのも、教員として採用された際、大卒か短大卒かで給与は違ってくるのですが、免許が2種免許だからといって、お給料が減るということではないのです。
これは教員の世界では当たり前で、教育実習に行ったときにも、校長先生に、2種免許でも何も問題ないのに、頑張ってるね、というようなことを言われましたし、他の先生からも同じようなことを言われました。
ただ、国としては、2種免許の者は1種免許を取得する努力義務か何かがあると言っているらしいのですが現状、強制ではありません。県や学校によっては、1種免許を取得するために、2種免許の人も追加単位を取らされたりしますし、将来的に1種や専修免許でないとという方向になるかもしれません。
どうしても早く教員免許を取得して教員になりたい!というのなら大卒の人も2種免許で現場に入るのが良いのではないでしょうか。
ただ、正規採用で、管理職を目指すなら、1種免許で、小学校、中学校両方の免許を持っていた方がいいはずです。高校教師は高校のみですが、小中学校の人事は異動もありますので。
また、一度大学や短期大学を卒業していて、憲法や英語、情報の履修済み単位があればそれを教員免許取得用の単位として認めてもらえる通信大学がほとんどだと思います。私は最近まで知らずに通信大学で英語なども履修してしまいました。。。
次回は、小中高校の免許について書きます!