お盆も終わり、ずいぶん涼しくなって秋の訪れを感じますね。
さて、お盆中に気になるキーワードが目に入りました。
「父子帰省」ご存知ですか?
以下のTwitterから広まったようで、多くの妻たちから絶賛されているそう。
夫と義実家帰省中の1歳児、庭になる真っ赤なトマトをもいだり、いとこ2人とおもちゃで遊んだりして楽しそう。パパも故郷で遊べて楽しい。じじばばも楽しい。ママもひとり時間楽しい。父子帰省、みんなハッピーになれる最高の形では。普及させたい。
— ラララ(母) (@lalaladolce) 2018年8月8日
要は、夫と子供だけで夫実家に帰省して、妻は1人時間をゆっくり楽しもうという素晴らしい提案!
夫の実家に帰省だなんて気を使うし(遠方の場合)お金もかかるし、年に何度もは勘弁してほしい、でも行かなきゃ、、、、という奥様、私もそうなんです。でもこんな選択肢もあると思えば気持ちが軽くなるというものです。
父子帰省をめぐる葛藤
かくいう私も昨年末、父子帰省してもらいました。
というのも、私が(年に数回の友人との外出である)忘年会に行きたいと言ったら、夫が「じゃあ、実家に帰省してきていいかな」ということだったので、快諾したのです。(無理に父子帰省して!と言ったわけではないんですょ)
私は忘年会を気兼ねなく(?)楽しめ、ついでに買い物したり、友人宅に泊まったりして独身気分を満喫させていただきました。
ということで夫婦ともに満足度が高かったのです。
夫の実家としても嫁がいないほうが子どもと楽しめていいのかな、とも思いますが、やはり嫁が来ないとなると気持ちがいいものではないのかもしれません。
私としても、父子帰省を快諾したものの、もし子どもに何かあったら父子帰省してもらったことを後悔するな、ととても心配ではありました。毎年のように帰省中の事故などが報道されますから。
ということで、また今後父子帰省をするのかどうかについては私の中でも葛藤があります。
母子帰省はどうなの?
さて、それに対して母子帰省はどうでしょう?
夫抜きで母親実家に帰省って割とありますよね。
ただ、あまりにその頻度が多いと甘えているという人もいますよね。
私も最初はそう思っていたんです。嫁いだ身だし、頻繁に実家に遊びに行くのはどうかなと。(実際子どもができるまではほとんど遊びに行っていませんでした。)
でも子どもができて気が付いたんです。夫の助けがほとんどなく、幼児を育てながら家事や仕事をしていくのは相当にしんどいと。
普段、夫がいる土日も一方が子どもを見て、一方がやるべきことをして、本当に息をつく暇がありません。
自分の実家に行けば、自分も休めるし、夫も1人時間を持つことができる。
素晴らしいと思うのですが。。どうでしょうか。
ママ友にもこの地域の人って頻繁に実家に遊びに行くよね、と言われたことがあり、うーん、なかなか実家に遊びに行けない人からしたらそう思われているんだよなーと悩んだり、孫疲れという言葉があるように両親の負担になっていないかなと思うことがあります。
でも元気なジジババに子どもをかわいがってもらえるのも今だけかもしれないし、何を言われようと気にせず機会があれば母子帰省したいなぁと思っています。
実際、私の周りで父子帰省している人、何人かいますし、子どもが就学前はよく自分の実家に遊びに行っていますね。
現代の帰省、ここに気をつけるとうまくいくと思う
父子帰省するにも母子帰省するにも少し工夫をすることでママもパパもジジババも子どももハッピーになると思うんです。
私が意識していることは、まず、父子帰省するときには高めの手土産を夫に持たせ、よろしくお願いしますの電話を事前に入れること。それによって義両親に安心してもらいます。(安心するのかどうかは別として)
それから夫には子どもから目を離さないように念を押しておくこと。
また、母子帰省するときには極力夫に迷惑が掛からないように、作り置きのおかずを作っておいたり、夫が仕事が繁忙期や出張の時などにすること。
両親に対しては、手土産を持参し、料理や洗い物、洗濯などを手伝うようにすること。
自分と子どもの食事代等は自分で払うようにすること。子どもを見てもらって自分だけ遊びに行くことは極力しないこと。
最後に
父子帰省するにも母子帰省するにも、夫婦、親子のお互いの信頼関係があって初めてできるのかなと思うので、自分の役割を忘れないようにしつつ、思い切って頼ってみてもいいのではないでしょうか。
帰省は家族揃って元気な顔を見せる、が基本だと思います。
しかし忙しい現代、時には父子帰省が当たり前の選択肢になっていけばもっと皆が楽しく帰省できるのにな、と思います。