認知症の判定
- DSM-5
- 改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)・・長谷川和夫によって開発された認知機能の診断スケール。見当識、記憶など9項目からなり、30点満点で20点以下は認知症の疑いが高まるとされる。
- ミニメンタルステート検査・・30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする。24点以上で正常と判断、10点未満では高度な知能低下、20点未満では中程度の知能低下と診断
緩和ケア
生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価を行い、それが障害とならないように予防、対処することで人生の質を改善するためのアプローチである
入院中は緩和ケア病棟または緩和ケアチームによって受けることができるが、外来では緩和ケア外来で訪問診療や訪問看護と連携した在宅緩和ケアを含めて自宅で、あるいは地域の介護施設で受けることができる
向精神薬による主な副作用
中枢神経系
自律神経系
内分泌系
心臓血管系
アレルギー反応
精神科入院について(精神保健福祉法)
- 任意入院・・ 本人の同意による入院。原則として本人の申し出により退院できるが病状により72時間に限り退院を制限することがある
- 措置入院・・ 自傷他害のおそれがあり2名以上の精神保健指定医が必要と認めた場合に知事の権限によって行われる入院
- 緊急措置入院・・ 自傷他害のおそれがあり、正規の措置入院の手続きがとれず、かつ急を要する場合、1名の精神保健指定医の診察結果に基づき知事の権限によって72時間を限度として行われる入院
- 医療保護入院・・ 医療および保護が必要であるが本人の同意が得られない場合で家族らの同意による入院。家族がいない場合などは患者の居住地の市区町村長の同意による
- 応急入院・・ 医療および保護が必要で患者、家族の同意がなくても緊急の入院が必要な場合、72時間を限度として行われる入院
見当識障害
いまがいつか、ここがどこか分からなくなる障害