記憶
刺激→感覚器官→感覚記憶(すぐに消失)→短期記憶(5チャンク程度保持できる)→長期記憶
長期記憶の分類
○宣言的記憶(顕在記憶。言語化できる記憶)
エピソード記憶
意味記憶
○非宣言的記憶(手続き記憶、潜在記憶)
技能の記憶
古典的条件付け
プライミング(先行して提示した情報が後続の情報の処理に影響を与えること)
メンタルヘルス不調者のアセスメントに必要な基本情報
- 主訴
- 来談の経緯
- 現病歴
- 生育歴
- 家族歴
- 過去の病歴(通院歴、入院歴、服薬歴)
- 身体疾患
- 現在の体調(睡眠、食欲、活力)
- 自殺念慮、企図
- 物質使用歴(アルコール、薬物の使用歴)
復職支援
- 病気休業開始および休業中のケア
- 主治医による職場復帰可能の判断
- 職場復帰の可否の判断および職場復帰支援プランの作成
- 最終的な職場復帰の決定
- 職場復帰
- 職場復帰後のフォローアップ
ストレスチェック制度
○高ストレス者の選定方法
○ストレスチェック結果の通知後の対応
○集団ごとの集計、分析結果に基づく職場環境の改善
◎実施者・・ 医師、保健師、検査を行うために必要な知識についての研修であって厚生労働大臣が定めるものを修了した看護師または精神保健福祉士、産業カウンセラー、臨床心理士等の心理職
労務管理でのコンサルテーション
過労自殺
地域包括支援センター
統計解析
調査に参加した総人数N,
調査項目(変数)n
尺度水準
○質的変数
名義尺度(ex.性別、電話番号、学籍番号など)、順序尺度(順位)
○量的変数
間隔尺度(点数の差?)、比尺度(年齢?)
度数分布
データの取る値とその値を取る個数を対応させたもの
量的変数のときはヒストグラム、質的変数のときは棒グラフを用いる
代表値
平均値、中央値、最頻値など
散布度
データの散らばりを表す値。分散、標準偏差
相関係数
2つの変数の相関関係の程度を表す指標
ピアソンの積率相関係数
0=無相関、-1=負の相関がある、1=正の相関がある
回帰分析
説明変数から基準変数の値を回帰直線によって予測するために用いられる方法
重回帰分析
説明変数が複数の回帰分析
仮説検定
母集団に関する仮説が正しいと仮定し、手元にあるデータをもとに統計学的に検証し、判断すること
手順・・帰無仮説と対立仮説を立て、検定統計量(t値、F値など)の実現値や有意確率(p値)をもとに検証した結果、帰無仮説を棄却できた場合に対立仮説をとる
区間推定
データをもとに最初からある程度の誤差が生じることを前提に、真の母数の値をある程度幅を持たせて(区間を設定し)推定する手法。この区間のことを信頼区間とよぶ。
パラメトリック検定とノンパラメトリック検定
統計的仮説検定において、母集団の特徴を規定するパラメータに特定の確率分布を仮定する検定をパラメトリック検定といい、仮定しない検定をノンパラメトリック検定という。
☆パラメトリック検定(正規性を想定できる必要がある)→相関分析、t検定、分散分析
☆ノンパラメトリック検定(正規性が想定できない)→x2乗検定、フィッシャーの正確確率検定、マンホイットニーのU検定、コルモゴルフ・スミルノフ検定、符号付順位和検定、クラスカル・ウォリス検定、フリードマン検定