こんにちは、みんとです。
私は小学校教諭第1種免許状を持っていて、小学校で働いています。
特別支援学校にも興味があり、今回特別支援学校教諭第2種免許状を取得しました。
意外にも簡単に取れましたのでその方法をご紹介します。
特別支援学校教諭免許状を取るには?
特別支援学校教諭免許状をとるにはまず基礎の小学校、中学校、高校などの免許状が必要です。
その上で、①特別支援の免許が取れる大学等で単位を取る(特支の教員養成課程で学ぶ)か、②教員経験3年以上を経て、認定講習を受けて必要単位を取得し、教育職員検定を受けて取得できます。
(経験年数と必要単位は都道府県により異なるかもしれませんのでご注意を)
私が取得した②のパターンについて詳しく説明します。
認定講習で必要単位を取る
免許法認定講習は、大学のほか、都道府県・指定都市教育委員会、国立特別支援教育総合研究所において開設しています。
大学や通信大学で単位を取得するには学費がかかりますが、都道府県や指定都市の教育委員会が年に1回程度実施する認定講習は費用がほとんどかからないです。だいたい、県庁所在地で実施していると思うので交通費だけはかかると思いますが。
ただ、結構人気で1回では全ての単位を取れなかったりするみたいです。
詳しくはこちら
令和元年度免許法認定講習・公開講座・通信教育(令和元年11月27日現在):文部科学省
教育職員検定を受ける
教育職員検定は、取得した単位の証明書と、人物の証明書などの書類を都道府県教育委員会に提出して免許状を発行してもらいます。検定といっても何か試験があるわけではないです。
今回私は通信教育の認定講習で単位を取得しました。
理由は忙しくても家で勉強ができる点、早めに取りたかったので頑張って半年で取得できました。
特別支援学校、特別支援学級の特別支援学校教諭免許状の取得状況
○特別支援学校教員の特別支援学校教諭免許状(当該障害種の免許状又は自立教科等免許状)保有者の割合は、平成22年度現在、70.0%(前年度比0.5ポイント増)であり、近年は微増を続けている状況である。
また、特別支援学校に新規採用された教員の特別支援学校教諭免許状保有者の割合は、60.3%であり、前年度比で1.0ポイント減少している(以上、文部科学省調査)。
○特別支援学級担任教員の特別支援学校教諭免許状保有率は、小・中学校計で31.3%(小学校33.0%、中学校27.4%)である(平成22年度学校基本調査)。
結構低いと思いませんか?
特別な支援を必要としている子どもは本当に増えています。
以前働いていた自治体では、普通学校の教諭がほとんど特別支援学校教諭免許状を持っていて、教育職員検定のことを知ったのですが、今働いている自治体ではあまり皆さん興味が無いようです。
今後も普通校で特別支援が必要な子どもをインクルーシブ教育で見ていくという流れになりそうなので、現職教員の方で少しでも興味があれば取得してみてはいかがでしょうか。

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