こんにちは、みんとです。
毎月月末に書いている、株式投資(株主優待)レポートですが、今月は優待品がなかったので、昨年初めて購入した社債について書こうと思います。
社債を購入しようと思ったきっかけ
投資する対象(株、投資信託、ETF、外貨etc...)を検討していて、その時に利益率の良さそうなものが特にないなと思っていたところ、利用している証券会社の広告で社債が出ていたのでこれだ!と思い購入しました。(単純ですね、、、。)
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本債券のポイント
- 参照株式:株式会社リクルートホールディングス(銘柄コード:6098)
- 利率:年10.50%(税引前)/ 8.366%(税引後)
- 期間:1年
- ノックイン判定水準:当初価格の70%
- 早期償還判定水準:当初価格の105%
- 当初価格:2022年7月26日(火)の参照株式の株価終値
- 申込単位:10万円
時系列は下からになりますが、昨年7月に20万円で購入し、年4回利金がありました。そして先日、満額で償還されました。
銘柄 | 口座 | 商品 区分 |
取引区分 預り区分 |
約定日 | 数量 単価 |
為替 レート |
受渡金額 |
---|
2023年07月27日 2件 | |||||||||
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CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 利金 - |
- | 200,000円 2.625 |
- | 4,184円 | ||
CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 償還金 - |
- | 200,000円 100.00 |
- | 200,000円 |
2023年04月27日 1件 | |||||||||
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CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 利金 - |
- | 200,000円 2.625 |
- | 4,184円 |
2023年01月27日 1件 | |||||||||
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CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 利金 - |
- | 200,000円 2.625 |
- | 4,184円 |
2022年10月27日 1件 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 利金 - |
- | 200,000円 2.625 |
- | 4,184円 |
2022年07月26日 1件 | |||||||||
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CACIB23年7月リクルート | 特定 | 債券 | 債券売出 普通預り |
2022/07/11 | 200,000円 100.00 |
- | -200,000円 |
社債のメリットデメリット
メリット
①定期的に利子がもらえる
➁満期が決まっている
➂途中でも売却できる
今回の場合は年利率が10%(税引前)、満期は1年後でした。
債券は、満期日までの間に債券の価格が変動しても、満期日を迎えると額面金額が償還されることが約束されています。ただし、発行者が倒産などで元本の返済及び利払いができなくなる場合もあります。
今回の社債の場合は、当初価格の70%になると、ノックインし、満期時の償還金額は、参照株式の株価に連動するという条件でした。幸いノックインしなかったので満期時の償還金額は元本100%でした。
途中売却できるとのことですが、今回の社債は早期償還判定水準が決まっており、当初価格の105%になると早期償還されてしまうそうです。
リスク
①信用リスク
➁価格変動リスク
➂為替変動リスク
④途中償還リスク
発行者が倒産などで元本の返済及び利払いができなくなる…。これが「信用リスク」です。
満期償還まで持たずに途中売却する場合は、市場価格(時価)での売却になります。
途中売却の場合、市場価格が購入価格を下回り、売却損がでる場合もあります。これが「価格変動リスク」です。
外貨建て債券を買った場合には、「信用リスク」と「価格変動リスク」に加えて、為替レートの変動によって円に換算した時の受取額が異なる「為替変動リスク」が生じます。
また、債券には満期を待たず、発行者によって償還されてしまう場合があります。この場合、当初予定していた利回りを上回ったり、下回ったりします。
参考までに、証券会社がこの社債の説明資料をつけていたので載せます→
早期償還とならなかった場合、ノックイン事由の発生の有無、および最終評価日の参照株式の株価終値により満期償還額が決定されます。
(1)(2)は額面100%で早期償還となるケース
ノックイン事由の発生の有無にかかわらず、早期償還評価日において、
早期償還判定水準 ≦ 参照株式の株価終値
(3)額面100%以上で満期償還となるケース
ノックイン事由が発生し、最終評価日において、
当初価格 ≦ 参照株式の株価終値
(4)額面100%で満期償還となるケース
ノックイン事由が発生せず、早期償還もしなかった場合
(5)(6)額面割れで償還するケース
ノックイン事由が発生し、最終評価日において、
参照株式の株価終値 < 当初価格
よく調べてみて、今回はノックイン水準や早期償還判定水準にならなかったからよかったものの、ノックイン判定水準を気にしたり、最終評価日の株価に注目していないと額面割れしていた可能性もあったな、、、、と思いました。
大きく株価が上下するような銘柄だと、この条件の社債は危険だったなと思いました。
金融商品の知識は自分で勉強しないと誰も教えてくれないし、新しい商品も次々と出ているので、実際に自分で調べたり、お金を投資してみないと分からないなと思います。