こんにちは、みんとです。
今日は、昨今の中学受験熱について思うところを書きたいと思います。
中学受験。
我が家は公立中学が近くにあるしそれでいいのではないかと思っていたのです。
が、周りで4年生から塾通いしている子が結構いたり、2年生でも夏季の塾に通ったり、早朝からタブレット教材をしていたり、学習プリントを学校に持ってきてやっている子がいたり。。。
す、すごいですね、という熱の入りっぷりのご家庭も多々あります。
ただ、それも分からなくありません。
なぜそう思うかというと、
放課後の安全安心な居場所の確保の困難
放課後の居場所として、児童クラブや学童などがあります。しかし少ない職員で多くの子どもを見ているため、勉強や安全面はもちろん、子ども同士のトラブルなども細かく見てもらえるわけではありません。
長女の自治体の児童クラブもすし詰め状態だそうで、職員1人に対し、20人ほどの子どもを見ている状態です。お給料も高くないだろうし、職員さんにきめ細かい対応を求められませんよね。
また、親が家にいる家庭だと帰宅後の習い事だったり、お友達と遊んだりしますが、習い事はお金がかかったり、お友達と遊ぶにしても陰湿なトラブルもあります。
塾通いが安全な居場所の確保になっている面もあります。
公立中学校はもはや安全に子どもを預けられる場所ではない
中学校の授業レベルが下がっているという以上に心配なのが学校の安全です。授業中に刃物で生徒が刺されたり、学校に不審者が来たとか、教師によるわいせつ事件が起きたというニュースが頻繁に聞かれます。
中学生ともなればスマホを持たせる家庭も多くなるので、SNSでのトラブルやいじめ、不登校問題も大きくなります。
その点、一定のレベル以上の私立中学であれば安心というのはあるかもしれません。
公立中学校に行っても塾通いは当たり前
今や、塾通いは小学生から当たり前のようにしています。
中学生にもなればほとんどの子が公立中学でも塾に通っているので、周りに合わせてうちも行くということになります。
であれば、レベルの高い私立中学に受験をして入るのがコスパとしては良いのかもしれません。
ただ、学力を伸ばして何をしたいのか、将来どんな高校、大学に通ってどんな仕事がしたいのか、そこまで考えられているかというと小学生の段階ではなかなか難しいですよね。
将来の選択肢が増えるので勉強を頑張るということかな。。。
我が家は勉強だけでなく、運動、自活能力、資産運用、社交性等、様々な力を伸ばしてほしいと思っており、やはりそれには手間暇かかりますね。。。
塾に課金して成績だけ伸ばせばいいとは思っていませんが、質の良い集団に入れるというのはお金もかかるし、必須のように思われます。
大学授業料無償化について
第3子以上いる家庭の子どもの大学授業料が無償化になるそうです。
我が家は3人目は年齢的にも体力的にも無理かな、、という感じですが、正直うらやましいです。
どんな大学でも良いのかは分かりませんが、私立理系なんかに行きたい人にとってはとても助かりますよね。
周りに3人子育てしているママ友が結構いるのですが、子どもがある程度大きくなると皆フルタイムで働いているし、そもそもママが公務員で子ども3人というところも多いです。それはそれは大変そうで、自分にはとてもできないなと思っていましたから、本当に3人産むのは自分のメリットやらコスパやらのことを考えていてはできないことで、まさに異次元の少子化政策だと評価できると思います。
今、乳幼児を育てている親には、幼児保育無償化や様々な子育て支援ができてきていますが、既に高校生になってしまった親からしたら、今更ずるいとなるので、3人以上の子どもがいる世帯は大学無償化は子どもが既に成長している世帯も納得できる政策です。
また、子どもが中学高校生にもなるとシングルで育てている家庭も多いですので、そういった家庭同士が再婚をして大学無償化になるのでしょうか、ならないのでしょうか。国としてはシングル家庭よりも両親がいる家庭の方が良いでしょうから、そういった人にとっても良いのかな。
これから子どもを産みたい世代にとっても、3人以上子どもを産むことが目標であれば若い時期に堅実な相手と結婚して、計画的に出産をする人も増えるかもしれません。
何せ、出産は女性が主導権を握っているのですから、女性が産みたいという条件を整えなければいけないです。
案ずるより産むが易し?、ただし、大学入学まで一人前に育てるのはいばらの道で、障がい、友人関係、いじめや不登校、塾などの課金、安心して預けられる場所の存在等、様々な困難を乗り越えないといけません。
そりゃ狂気にもなりますわ(笑)